築44年の古い家を買って  DIYで仕上げ中

築44年の一軒家を購入。外断熱とベースはプロにお願いして、内装仕上げはDIYで住みながらのろのろやっています。

外断熱&ハーフセルフリノベに決めた経緯②

断熱を自分なりに調べた結果、異常気象が毎年のように起きる今やっぱり断熱は重要であり、外断熱&断熱窓に取り替えたいという思いが強くなりました。また断熱に熟知した業者を選ばないと無知からくる手抜き工事になりかねないということも分かりました。コストがかさむからと簡単に却下するのではなく本当に大切なことにお金をかけるということを理解している業者さんに頼みたいなと思っていったのです。私たちは内装の綺麗さ新しさより家の性能をあげるほうが大切なのではないかと思ったのです。

そこでまずネットで断熱について熱く語っている方、信頼できそうな方を探しました。断熱ですから寒冷地の方ばかりです。そしてこの人は、と思う、富山と岩手の方に連絡をしました。そこから東京で外断熱を施工できる信頼できる業者さんを紹介してくださいとお願いしました。で、縁あって長野の信越BIBさんをご紹介してもらったのです。早速、お電話すると断熱の重要さを語ってくださり、私たちの家の計画にも理解を示してくださいました。2階建て30坪ほどの家で外断熱、トリプルサッシ取り替えで1000万くらいが相場であることも教えてもらいました。(もちろん見てないので本当にざっくりとの前置きで)

このご縁で一気に外断熱&トリプルサッシの方向へ大きく傾きました。
その頃ちょうどS社の見積もりも出ましたが、窓カバー工法、断熱塗料で、なんとなんと2300万越え...。まったくの予算オーバーです。


その後BIBの社長さんと現地調査をして以下のことを言われました。

○外断熱をしなくても外壁の塗装は必要な状態である。(S社でも言われました。)外断熱すれば覆ってしまうので塗装の分は省けること。
○窓はトリプルガラスに交換、ドアも断熱ドアに交換できる。300万くらい。(カバー工法ではなく完全に取り替え)
○1階の全ての床を内断熱。(床仕上げの下がすぐスラブだから熱が伝わる)
○断熱関係、全て合わせて1000万もかからなそうであること。(家の形状が単純だったので)

そして結果、餅は餅屋で断熱は信越BIBさんにお願いすることにしました。予算を大きく断熱にさくことになったので内装は紹介してもらった大工さんに直接お願いすることになりました。S社にお願いしてもハーフセルフリノベになったとは思いますが、まとめる窓口がなくなったことで何かあったときの責任を持つ覚悟が必要になりました。反面、より自由に直接職人さんと話ができることに楽しみも感じていました。


ちなみに断ったS社とのやりとりであれ?と思った点は、

断熱にあまり重要性を感じてなさそう。
洗面台の位置についての意見を求めたが意見がプロっぽくない。(担当さんが独身男子なのかな?うちはファミリーなんで合わない。)
耐震改修がとりあえず証明書を発行するだけの耐震としか考えていなさそう。(候補Aで)
自社が通常やらないことに消極的。(もうすこしチャレンジ精神を見せて欲しかった。)
コストの掛け方が私の考えと違う。(マンションリノベなら良いのかも)

いろいろ書いちゃいましたが、人気の会社ですのでうちが断ったくらいなんともないでしょう。

 

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現地調査。薄い赤いカーペットがスラブに直張り。

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